8623F×10R at 長津田 東 京 急 行
8500系(8次車)10両


HRD-2 全電気指令・電磁直通電力回生ブレーキ
直並列抵抗制御+界磁チョッパ (日立 MMC-HTR系)
田玉線の主力車両である8500系の中でも、中期のグループである。

認可形式はデハ8500形、デハ8600形、デハ8700形、デハ8800形、およびサハ8900形の全5形式で、総称して通称「8500系」あるいは「Series8500」等と呼ばれている。また、広義の8000系グループに含まれる。

8次車(昭51)は、当初から新玉川線開業充当分として製作されたグループで、8618〜27Fの10編成が登場した。大井町方面行き(あるいは東横線)で使用されていた従来車(〜7次車後期型)と比較すると、地下線仕様としてCS-ATCや列車無線などが搭載され、逆に冷房装置は準備工事となった。運転台コンソールは従来車と同様の黒色である。

バラした8000系を中間に組込んで6両編成で営業運転を開始したが、後に8両or10両と長編成化、および冷房化。中間に組込まれた8000系も、やがて全てが新造の8500系中間車で置き換えられた。8623Fなど、暫定的に東横線を走った編成も存在するが、基本的には田玉線専用グループである。

制動は常時励磁式電気指令HRD-2の回生ブレーキ併用方式で、回生時はM車のみ締切電磁弁が作用する。T車は常時空制のみである。8000系との相違点として、BC不緩解が運転台一斉管理となり、側面の表示灯が省略されたほか、遠隔強制緩解装置を持つ。

力行制御はオーソドックスな日立MMC直並列組合せ式抵抗制御で、他励界磁のみを半導体でチョッパ降圧する、いわゆる界磁チョッパ制御である。約45km/h以上が界磁制御エリアである。

信号保安装置は、当初は東急式ATSおよびCS-ATCの併設であった。後にATCを新型のものへ更新し、東急式ATSを撤去。更に近年ではORP(東急式、営団式ともに)に対応し、同時に東武式ATSが搭載されて現在に至る。


 bve 2/4 両対応

 ◆bve2対応
 bve本体Ver.2.6.3(日本語版)にて正常動作を確認済。



 ◆bve4対応
 bve本体Ver.4.2.1947.25355(日本語版)にて正常動作を確認済。

 <<主な仕様>>
 1.レバーシング、制動弁、マスコンの各ハンドル操作音を再現
 2.夜間パネル、および計器灯に対応
 3.窓拭器稼動
 4.B型車内警報装置、および東急式ATSに対応
 5.電流計に対応
 6.ブレーキ指令計に対応
 7.方向切換器に対応
 8.開扉非扱いに対応 (当データでは使用せず)
 9.列車種別 or 運行番号札表示に対応
 10.ATC切換SWに対応
 11.マスコンキーに対応
 12.停車駅予告警報装置に対応 (当データでは使用せず)
 13.回生開放に対応
 14.速度リミッタ(120km/h)に対応
 15.回生失効もどきに対応
 16.回生失効時の断流器音を再現
 17.スイッチ類の操作音を再現
 18.CS-ATCに対応
 19.オーバーロードに対応
 20.ブレーキハンドル抜き差しに対応 (当データでは使用せず)
 21.東急ORPに対応
 22.東急線内の前方予告を点滅化
 23.営団ORPに対応
 24.東武ATSもどきに対応
 25.東武仕業表、戸閉合図音、開扉誘導音に対応
 26.TISモニタ駅名表示に対応 (当データでは使用せず)
 27.回生ブレーキ表示灯に対応 (当データでは使用せず)
 28.進段域でのノッチオフ時にLB開放音を再現


 <<各key対応一覧>> 割当て「Default」の場合
 F4 key :運転情報参照
 - key :乗降促進ブザ
 Space key :車警確認 (ベル停止)
 Home key :OLR復帰
 
EB + Home key :ATS復帰 (東急、東武ともに)
 End key :エンド交換 (方向切換器)
 Delete key :開扉非扱いSW (使用せず)
 Insert key :開扉非扱いSW (使用せず)
 PageUp key :列車種別表示器 (進め)
 PageDn key :列車種別表示器 (戻し)
 (非表示→普通→急行→快速→区間準急→通勤準急→準急)

 3 key :回生開放
 4 key :耐雪ブレーキ (表示灯およびブレーキ指令計のみに反映)
 5 key :ATC切換SW (左回し)
 6 key :ATC切換SW (右回し)
 7 key :マスコンキー (左回し 切→東急)
 8 key :マスコンキー (右回し 切→営団→東武)
 9 key :窓拭器
 0 key :計器灯


 ※ お勧めのキー割当て
お勧めのキー割当て

 ※ F4キーで、運転中にキー割当てを参照することが出来ます。
割当て「Default」と、「Usaoお勧め」の二枚を用意いたしましたので、
お好みの方を選択してください。路線データの巻頭で選択する形になります。
路線データ修正例
使用したい方のファイルの先頭を、半角のセミコロン「 ; 」がない状態にし、
選択しなかった方のファイルの先頭にセミコロンを付けます。
セミコロンは、二枚とも外した状態にしないでください。
※ 路線データの修正・加工は、ユーザ各自の責任で行ってください。

※ 本車両データ内のあらゆるファイルの無断転用を禁止する。


走行音割当
Run 0 バラスト(定尺)
Run 1 スラブ・直結道床
Run 2 トンネル(広断面)
Run 3 橋梁
Run 4 バラスト(ロング)
Run 5 トンネル(狭断面)

2007.08.04 初版公開

各ノッチ対応
1ノッチ 直列第一段のみ
2ノッチ 直列最終段まで進段
3ノッチ 並列最終段まで進段
4ノッチ 並列最終段で、弱メ界磁



〜BVE工学研究室〜 通過信号機の宴

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